元々は10年程前に柔道整復師として、
東京でも屈指の接骨院に勤務しており、

目指していた「治せる治療家」により近づく為に、
働きながら更に鍼灸師の免許を取得しました。

しかし７～８年程勤めている中で
やりたいこととやっていることのギャップを感じ、
一度治療業界を離れることを決意し、
全く違う世界で働いてみました。

他の業界で仕事をしている中でも
知人や友人に鍼施術をさせて頂いており、
その時の楽しさ・知人の方から
施術している時にイキイキしてるよ！と言われ、
治療業界に生き甲斐があるんだ、
やはり目指していた治せる治療家になりたい
と感じていました。


そんな中で「ルート鍼治療」と衝撃的に出会い、
セミナーを受講してから、
狐塚先生が主催する勉強会に
毎回参加しながら研鑽を積んでおりました。

この度、狐塚先生とご縁があり、
患者さまに対する気持ちの在り方に共感した為
「はりきゅう 森の治療院」の院長として
就任する事になりました。


自分は元気で真面目なのが取り柄なので、
人生色々でお越しになる皆様に寄り添い、
一緒に健康へのお手伝いができるよう
全力で取り組みますので、
ご縁がありましたらよろしくお願いします！

私の妻は仕事のストレスがきっかけで
重度のうつ病を発症し、
とても辛い日々を送っていました。

治療家として駆け出しの私はその妻を治そうと、
西洋医学・東洋医学・食事療法・運動療法
心理学・カウンセリングなど
色々な治療を勉強、模索していました。

もちろん自分も駆け出しながら治療家として
妻を楽にしてあげたい、
笑顔を取り戻してあげたいと、
必死で施術をしていました。

しかし良くなる希望が見えず、
いつ妻自らが自分の命を手にかけるか
という所まで切羽詰まっていました。

そんな時、
創始者の先生(今の師匠です)が発信していた
ルート治療の写真や動画を拝聴し
電撃が走ったのです。

通常より太い鍼を使って、
通常より数多く刺激している。


患者さまに優しく、負担をかけない様に、
といった最近の施術法とは
全く逆と言っても過言ではありません。

「人の病いは全てコリが起こしている。
そのコリを取っていく事で全てが良くなっていく。」

私自身も身体のコリ(つまり疲労の蓄積)を
取り除いて流れを取り戻す事がとても重要だと
考えていましたが、通常の施術では
とてもじゃないけど
コリの撃退に追いつかないと感じていました。

そしてこのルート治療の姿を見た時、
「これだ！」と直感で感じたのです。

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「ルート治療を磨き続ける」

当院で施術を受けてくださる方々に
今も未来も元気で笑顔でいて欲しい。

その為にも一見厳しいこの施術は
本当の優しさなのかもと思いました。
(今まで厳しい人のアドバイスは
　後々感謝になってきたなぁと)

早速セミナーを受講し、
技術研鑽の日々が始まりました。

同時に自分を健康にする為・勉強の為、
ルート治療を受け始めました。

私自身、鍼灸師なのに鍼が苦手で、
いつもドキドキしながら、
大粒の汗をかきながら受けていました。

が、ルート治療の写真を初めて見た時に
直感で「これだ！これで妻を治せる！」
そう全身で感じていたので、
受け続けてきました。

師匠の至高のルート治療、
いつも通っている先生の感性のルート治療、
練習会で多くの先生からの熱いルート治療、
やっぱり大粒の汗をかきながら
受け続けていたある時、

「あれ？もの凄く心地良い！」

通常より太い鍼を、
通常より多く受けてるのに、
とっても心地良い。
とってもありがたい。
少し大げさかもしれないけど、
感動しました。

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「より良く人生を過ごせる様に」

ただただ痛い鍼ではないんです。
実はこの痛みも身体の声なんです。
鍼の刺激を媒介とした
自分と向き合う時間なんです。
コリが減ってくると鍼の痛みも減ってきます。

適切な刺激に適切な効果があると考えています。
ルート治療家は皆、
適切で必要な刺激に対して面と向き合いながら、
なるべく無駄な痛みが無い様に
日夜研鑽を積んでいます。

受ける方の勇気と術者の勇気の交流が
より良い効果となって現れます。

自分自身に身体の素晴らしさ・ありがたさを
思い出させてくれる。
自分が好きになる。
人生に希望が持て、未来にワクワクする。
強く・優しくなれる。
幸せになれる。

そして妻を治して笑顔に、
更に幸せにしていける。

今ではそう思いコツコツ施術しています。
患者さまにもそう想いながら施術しています。

ある意味私の人生を変えてくれた
ルート治療を患者さまに
提供するのは自然な流れでした。

しかしやはり全ての方に
このルート治療は受けれる事でない
と感じています。

鍼が苦手でといった方も多いもので、
最終的には私の様にただ痛いだけではなく、
その先に意義を感じて頂ける様になる
と信じていますが、
そこまで辿り着けるかという事なのです。